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裕介社長の手紙

本当に欲しい人材

President Letter

第3回目は、質疑応答形式で社員からの質問にお答えしました。特に、就職活動中にこの手紙を開いてくださった学生さんに向けて、想いを綴りましたので、ぜひご覧ください。

足立建設工業が「本当に欲しい人材」ってどんな人ですか?

私は毎年行われる入社式で、新入社員のみなさんにいつも同じことを言っています。難しいことではなく、シンプルです。それは「元気に挨拶をする」ということです。

まず、元気に挨拶をすれば、他人に良い印象を与えることができますよね。それによって、多くの素晴らしいことが起きると思っています。場の雰囲気が明るくなったり、コミュニケーションがとりやすくなったり、名前を憶えてもらったり、結果的に挨拶をした本人も得するはずなんです。

なので、足立建設の一員のみなさんには、挨拶は大切にしてほしいですし、挨拶を元気にしてくれる人が会社に来てくれたら、嬉しいですよね。

そして、本当に欲しい人材という意味では、私の目指すところに共感してもらえる人が来てくれたら、更に嬉しいなと思いますね。

社長の目指すところとは?

それは「東京を世界一キレイな都市にしたい」ということです。

私たちは上下水道事業を通じて、東京の水をキレイにすることで、東京という都市や社会に貢献していきたいと思っています。水道も下水道も無い社会では、ほとんどの企業が事業を継続することも、人がふつうに生きていくこともできないと思うんです。

私たちは東京という都市にとって必要不可欠なことを、公共事業・上下水道事業を通じて取り組んでいますし、そこに対して誇りをもっています。そして、”水”だけでなく、建設事業によって発生する産業廃棄物をなるべく出さないような工夫をしたり、3R(リデュース・リユース・リサイクル)といったことも含めて、環境問題に真摯に取り組むことで、東京という都市を更にキレイにしていきたいです。

そういった意味で、縁の下の力持ちとして都市を支えている、私たちの事業や取組みに共感してもらえる人がうち(足立建設)に来てくれたら、それはとても嬉しいことですよね。

具体的なスキルや能力について求める点はありますか?

そこについては、キリがないのかな、と思うのが本音です。たとえば、パソコンがこれくらいできる人がほしいとか、言い出したら限度がないような気がします。なので、その点については、足立建設工業はチームプレイを重視しているので、あえて求める点はないと言わせてください。

人間それぞれ、個性があると思うんです。オフェンスタイプの人、ディフェンスタイプの人、マネージャータイプの人、さまざまですよね。私たちは、そういった本人の個性を伸ばしていって、それを活かせる役割分担のチームプレイで、仕事をしていきたいと思っているんです。

なので、スキルや能力については、会社がしっかり育てていく方針で考えています。そのために、新入社員の皆さんには1年間の長い研修期間を設けるよう、近年研修の改善を行いました。また、人事に精通した企業さんと契約し、新たな人事評価制度を導入しました。これにより、社員ひとりひとりの能力・個性にあわせた成長につながると考えています。

なので、結論としては就活生さんに何かを求めるというよりは、私たち足立建設工業が、人を育てられる会社でありたいということになりますね。

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